ミラノ中央駅(Milano Centrale)


 ミラノでの一番の目的、それどころか、イタリア行きを決意した最も大きな理由の一つが、“欧州で最も壮大な駅”といわれるミラノ中央駅を訪れることでした。もともと、ミラノ到着は夕方か夜の予定。つまり、この駅さえ見ればいい‥ぐらいの気持ちだったんです。


ミラノ中央駅・駅舎中心部

 ミラノ中央駅の駅舎の中心部です。大理石をふんだんに使った豪壮な造り。クルマや人と比べるとその大きさがわかると思います。

 真ん中に3つ開いた口のうち、中央が歩行者専用の入口。外側はタクシーの入口で、ここから中の左右両側に、大きくタクシープールが広がっています。

ミラノ中央駅先端部

 駅舎に近付き、正面を見上げてみたところです。大理石がぎっしりで、上部先端にある彫像の美しさも、また目を惹きますね。

 夕暮れ時で、少し照明が点いているのがわかるでしょうか。夜には、暗闇の中にこの駅舎が浮かび上がるんです。

ホテルから見た駅舎

 今回、駅のすぐ前のホテルに泊まったので、朝食時にレストラン(8階)のテラスに出させてもらって、駅舎を撮りました。

 頭端式のターミナル駅なので、線路は、駅舎から縦にのびています。右の方に少しだけ見える、筒みたいな屋根の下がホームになります。

ミラノ中央駅構内

 建物の中に入るとこんな感じ。下の方には自動券売機が見えますね。上まで吹き抜けで、天井がすごく高いです。

 これは正面突き当たりの階段を少し上ったところから撮ったのですが、その階段をさらに上ったところにホームがあります。

ミラノ中央駅ホーム

 こちらがホームの中心部。先端側から駅舎方面を見たところです。

 なんといっても、上を覆っているアーチ状の屋根が目に留まります。外から見ても中から見ても、素晴らしい味わいのある駅でした。

パリから来たTGV

 ミラノ中央駅には、各国と行き来する国際列車も数多く出入りします。

 夜のミラノ中央駅に滑り込んだのは、パリ発のTGVです。前回の欧州旅行で助けられて以来、特別な思いのある列車にも、こうして出会うことができました。




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