餃子スタジアム・その2



九州・テムジン

 軽くエリア内を歩き、アキラウールさんが餃子飴を買った後、次に向かったのは九州一口餃子「テムジン」です。

 九州といえば、鉄鍋餃子のイメージが強いですが、ここは普通の餃子のよう。店の前にダイハツのクラッシックな車が置いてあったのが印象的でした。ここでも20分以上並びました。

 これがテムジンの餃子。今回食べたお店は、「餃々」以外はどこでも食べられるパックにのっていました。お店に屋台の席みたいのもあったけど、ここからは全て福袋縁日銀座の腰掛けで食べました。

 食べた感じはやわらかく、ボクの知ってる九州の味「なかよし」とは全然違う感じがしましたね。柚子胡麻をつけて食べるところは、九州の特色といえますね。

テムジンの餃子(8個) 390円

静岡・石松

 この後、ナンジャタウン内を散策しながらインターバルを2時間以上(といってもソフトクリーム食べたけど)開けました。その後、静岡屋台餃子「石松」へ。

 静岡といえば、宇都宮に匹敵する餃子の盛んな土地。やはりここはおさえとかないといけません。ここも並んでいたものの人の流れがよくて、10分もかからずに買えました。

 石松の餃子です。浜松周辺の餃子の特徴は、もやしが添えられていること。この餃子にもちゃんと入っていました。下の方に。餃子自体は、とても皮と具がやわらかかったです。

 ここのお店ではもう一つ、どこでもLサイズ500円で売っていたビールが、半分のサイズで250円で売ってもいるのが嬉しかった。1人前には、これが適量でした。

石松の餃子

宇都宮連合軍「来らっせ」

 今回あえて入らなかったですが、当然宇都宮からも出店しています。宇都宮餃子会のお店が複数集まった「来らっせ」です。当然ここにも人はいっぱい並んでいました。

 宇都宮でこのお店を見たときは、「それぞれのお店に直接行けばいいじゃん」と正直思いました。でも今回こうして東京に出店することは、逆に意義があっていいかもしれませんね。

華興の餃子

 最後に食べた2軒は、よくみたら東京のお店。東京のお店がそんなにあっても、と思うのですが・・・。

 右は上海点心餃子「のんほお」の西餃子。肉中心でなんか肉団子のよう。メインの東餃子は売り切れでした。最後に食べたのが、左の老舗・東京餃子「華興」。ニラなどの風味が強く食べ応え十分。もうこれが胃袋の限界でした。

のんほおの西餃子





 さてさて、今回5軒ハシゴしてボクが払った金額は、

  入場料  300円
  餃子  1415円 (500+200+200+150+240)円+税
 + ビール 1835円 (500+250+500+500)円+税
―――――――――――――――――――――――――――
  合計 約3550円
でした。
 それぞれのお店で各自1人前ずつ食べていたことや、ほぼ毎回ビールを注文していたこともあり、このような結果になりました。実は最初の3日間は、オープン記念で半額になっている餃子もあるので、本当はもう少し多くかかったことになりますね。これはナンジャパスポート(3900円)に匹敵する金額。餃子だけでほぼ同額使いました。

 ビールをかなり飲んだくれてますが、実をいうと、1人前の餃子を食べるのにLサイズ1杯は多かったです。ほとんどのお店が餃子しか売っていないわけだし、石松のような半分ビールがもっとあるといいですね。もっとも、すべてテイクアウトで食べるようにすれば、いろんなお店のをみんなで手分けして持ち寄って、少しずつ食べるということも可能。それならば大きいビールも、適量になってくるかと思います。


 ・・・それにしてもこの人混み、いつまで続くんでしょか。もう少しすいてくれば落ち着いて食べられそうなんですけど。でもボク、ここをテーマパークとして評価すると、「くり返し行くにはちょっと物足りないかなー」という気持ちもあるんです。正直なところ。
 餃子文化を広く浸透させ、餃スタリピーターを増やすためには、「あえてこの餃子スタジアムに来て食べたい」といいたくなるようなお店が、今以上にもっともっと必要だと思いますね。具体的には、東京のお店よりも、なかなか食べに行けない全国各地のお店がもっとたくさんあって欲しいし、自分の地元であってもこの店なら!というくらいのネームバリューのあるお店がもっと増えると更によいのですが。札幌・仙台・名古屋の有名なお店、出てきて欲しいですね。これからもっと期待、ビバ・餃子スタジアム!

 (おわり)




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