パリ(Paris)・後編


チュイルリー公園

 セーヌ川の散策はオルセー美術館の先で終わり。そのすぐ横にある、チュイルリー公園にやってきました。

 シャンゼリゼ大通りに一直線につながるので、遠くの方にはコンコルド広場のオベリスクや凱旋門も見えます。時間もよかったので、結構パリっ子がたくさんいました。

ルーヴル美術館とピラミッド

 そして、チュイルリー公園と隣り合っているのが、このルーヴル美術館です。建物とピラミッドのアンバランスさがまたいいですね。

 行きの飛行機の中でようやく見た、ダ・ヴィンチ・コードを思い出しながら眺めていました。

パレ・ロワイヤル

 ルーヴル美術館の横、かつて王宮だったという、パレ・ロワイヤルにきました。中庭に大小たくさん並んだ円柱が特徴的です。

 回廊に囲まれた中庭には、他にも庭園や噴水などがあって、多くの人が集っているのですが、穏やかな雰囲気のある空間でした。

コンシェルジュリーのマリー・アントワネットの独房

 シテ島にある、かつての牢獄であったコンシェルジュリーの中に入りました。

 明かりの少ない建物の奥に進むと、マリー・アントワネットが過ごした独房が復元されていました。狭いその部屋の中には人影もあって、なんともいえない感じです。

サント・シャペル入口

 今回の旅の締めに選んだのは、コンシェルジュリーのすぐ横にあるサント・シャペルです。

 ただ、入口になっている建物の前には、結構な順番待ちの列が。この後お土産買ったりの時間も少なくなっていたのでちょっと焦りましたが、ここまできて最後並ばないわけにはいきません。

サント・シャペル内部

 ようやく中に入ると、先ほどの建物の先に教会がありました。それがサント・シャペルです。2階に上がると、ほぼ全面がステンドグラスの、最後を飾るにふさわしいとても美しい光景でした。

 このあとデパートなどをまわり、ド・ゴール空港を夜に発つ直行便で帰国し、充実した旅を終えました。




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