ハイデルベルク(Heidelberg)


 ドイツはこの日でお別れ。早いものです。最後は、学問と芸術の街であるハイデルベルクを散策。午後には移動するので半日しかないのですが、その中でじっくり観光しました。全体として風景も雰囲気も落ち着ける、とても良い場所でした。


ハイデルベルク城からの景色

 中央駅からSバーンに乗って、カールストーア駅へ移動。昨夜見上げたハイデルベルク城へ向かいました。

 歩いて登ることもできるのですが、時間が限られていたのでケーブルカーを利用。登ったところでまず、ネッカー河畔に広がるハイデルベルクの街を一望しました。

ハイデルベルク城

 ハイデルベルク城へ入りました。といっても、城の内部はガイドツアーでないと見られないので、こうして外観や展望台だけ楽しみました。

 この後、今度は歩いて下山。細い石畳の道を下りながら、随所で、絶壁に立つハイデルベルク城を見上げるのもなかなかでした。

マルクト広場の聖霊教会

 マルクト広場に下りてきました。ここにはカフェなどが軒を連ねており、この奥につながるハウプト通りも含めて、とても開けた雰囲気でした。

 その広場の中央に建つのが、ゴシック様式の聖霊教会。これは山の上から見ても目立っていました。その先には、装飾がとても綺麗な、ハウス・ツム・リッターがありました。

ネッカー川とカール・テオドール橋

 ネッカー川にかかる、石造りのカール・テオドール橋です。その先にはハイデルベルク城がありますが、天気が良すぎて明るくて、逆によく写らなかったのが残念。

 背後の丘の中腹には、哲学者の道という散歩道があり、静かな雰囲気の中ハイデルベルクの街並みが見下ろせました。

学生牢

 ハイデルベルクは、ドイツ最古の大学のある街。かつて実際に使用していた、学生牢にやってきました。

 部屋だけでなく廊下や階段の、壁から天井まで至るところに、収容された学生が気を紛らわすために書いた落書きがいっぱいで、とても印象的でした。

大学図書館

 ハイデルベルク大学の図書館です。かなり貴重な文献もあるようで、多くの市民がひっきりなしに出入りしていました。

 この先は、ハウプト通りを散策しつつ徒歩でハイデルベルク中央駅へ。まだまだ見所は多く、これで去るのはもったいない場所でした。




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