アントワープ(Antwerpen)


 日本を発つ直前になって、どうしても行きたくなってしまったアントワープ。そこで、前の日パリに着いてから、出発の早いタリスの切符を取りなおして時間を少しでも工面し、なんとか足を伸ばして行くことができました。


アントワープ中央駅構内

 ブリュッセルから乗ったインターシティが、遅れの影響で突然直通しなくなるというハプニングがありましたが、手前のベルヘム駅で急遽乗り換えて、なんとかアントワープ中央駅に到着。

 駅構内はドームから光を取り入れて明るく、その正面にネオ・バロック様式の駅舎が出迎える、とても美しく魅力的な駅でした。

アントワープ中央駅

 この中央駅を拝むことは、アントワープに来る大きな目的の一つ。外から見るとこんな感じで、とても大きくて壮麗な建造物です。

 地下駅建設のため工事中の正面広場は、もともとは芝と花がいっぱい広がっていたようで、今回それが見られなかったのは少し残念でした。

ルーベンスの家

 ここでの旅のテーマは、「フランダースの犬」で聞いたことのあるルーベンス。

 ベルギーワッフルで腹ごしらえしたあと、まずはルーベンスの家へ向かいました。中には入りませんでしたが、ルーベンスが晩年を過ごした家です。

アントワープ・ノートルダム大聖堂

 いよいよ、世界遺産であるアントワープ・ノートルダム大聖堂へ。この大聖堂を拝むことが、アントワープに来るもう一つの大きな目的でした。

 中にはいると、あのネロも憧れたルーベンスの「三連祭壇画」を拝むことができました。目的を達成できて満足ですが、まだまだ疲れて眠るわけにはいきません。

マルクト広場から見たノートルダム大聖堂

 大聖堂の裏手には、周囲に歴史的な建築物が並ぶマルクト広場がありました。そのマルクト広場から見上げた、ノートルダム大聖堂です。

 こうして見ると、ベルギー最大のゴシック建築というだけあって、改めて他を圧倒する高さと大きさを感じますね。

マルクト広場の市庁舎

 マルクト広場で最も目立つのが、このルネサンス建築の市庁舎。広場中央にある銅像も印象的でした。

 アントワープ滞在はあっという間の時間でしたが、その中では最大限に楽しむことができました。駆け足になってしまいましたが、来ただけの価値は十分にあったと思います。




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