復活・オレンジ&ベージュの8000系


 クリーム色が導入される前、東武線の通勤型車両は、ベージュ地に窓周りと裾がオレンジ色に塗られたツートンカラーでした。幼児期の、本当におぼろげな記憶として残っていて、クリーム色よりも気に入っていたこの色。今回東上線開業90周年を記念し、四半世紀以上の時を越えて復活したので、意を決して見に行ってしまいました。


 2004年10月30日、池袋から森林公園までノンストップの記念列車が運行され、旧塗装がお披露目されました。
 列車に乗れるのは事前抽選で500名。ボクは当選しなかったのですが、池袋の駅構内に入り、ホームから列車を拝みました。

東上線90周年記念号

 こちらは旧塗装の側面。この色合い、いいですねえ。
 なお、当時は付いていなかった側面方向幕は、何も表示していない状態になっていました。

旧塗装の側面

 記念列車が向かった先の森林公園では、検修区で車両撮影会が開催。こっちは運良く当選したので、中に入って見ることができました。
 正面から見た8000系。塗装だけでなく、上部のライトや貫通扉のサボ受け、白地に黒文字の行先表示幕まで再現されています。

準急池袋〜川越市

 登場当時の姿を再現した8000系と、色だけでなく更新工事によって顔も変わった8000系の横並びです。

8000系横並び

 この日はあいにくの雨。傘も邪魔だしレンズも曇ってきちゃいました。今度は、晴れて明るいところでゆっくり見たいものです。

池袋行き特急



とうぶ優等車両

とうぶクリーム車両

復活・とうぶツートン車両

上野駅の特急・その1

上野駅の特急・その2




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