レクサス

 トヨタが、海外での高級車販売戦略として新たに立ち上げた販売チャンネルです。 独立したブランドとして位置づけられていて、エンブレムもトヨタとは異なる 独自のものがついてます。
 それぞれの車種名は、車種の性格を示した2文字のアルファベットと、 排気量を表す3桁の数字で構成されてます。





サイオン

 こちらは、トヨタがアメリカの若者向けに新たに立ち上げたブランドです。 手頃で個性的なものを中心にPRしていこうとする意図は十分感じられます。
 アメリカでこのサイズのクルマが、新しいブランドでどれだけ売れるか注目ですね。





アバロン

 日本にもアバロンという名前の車はありましたね。 これはアメリカの先代アバロンそのものなんです。
 先代で日米共通の名前だったのが、2代目にモデルチェンジした際に、 なぜか日本仕様の名前だけ変わってしまったというわけです。





カムリ

 当時日本で売っていたカムリは、ビスタの兄弟車。 5ナンバーサイズの国内専用クルマでした。
 同じ頃、国土の広大なアメリカでは、より大きいボディをした、日本とは別のクルマが カムリを名乗っていました。その米国カムリを、日本でも販売することになり、 その時につけた名前がセプターなのです。
 なお、現在のカムリは、日米欧にわたって共通のネーミングで同じクルマが 売られています。アメリカのサイズに合わさった感じ。





プレビア

 ヨーロッパでは、日本ではまず見ない、ルーフレールをつけたプレビアも走ってます。 初代エスティマは、アメリカでも同じくプレビアの名前で売られていましたが、2代目以降は販売されず、代わりに「Sienna」というカムリベースのミニバンが売られています。

【※ルーフレールは、2001年4月に日本でもオプション追加】





MR2

 日本では懐かしいですよね。この名前。海外では、MR−Sが後継モデルとして、 MR2のネーミングまで受け継いでいるわけです。なんで日本では名前変えたのかな。





アベンシス/カリーナE

 以前のコロナは、ヨーロッパでも売られてました。しかも、兄弟車であるカリーナの 名前を使って。「E」とは、ヨーロッパのことです。
 でも現行のコロナ・プレミオは日本とアジア地域しか売られてません。ヨーロッパ専用に、 カリーナEの後継モデルとして投入されたのがアベンシスで、日本ではワゴン版だけがカルディナ として売られてるってわけです。
 また、イプサムはもともとコロナがベースですので、新しいネーミングは妥当。 でもピクニックって名前もよかったですね。





ヴォルツ

 カローラをベースにした、GMとトヨタの共同開発車です。アメリカではポンティアックブランドから発売されています。
 また、アメリカのトヨタでも、マトリックスという兄弟車が発売されています。でもこちらは、基本的なフォルムはヴォルツ=ヴァイブと同じですが、ヴォルツと比べ明らかにトヨタ車っぽいデザインをしています。日本でも、マトリックスの方がいいという人がいるかもしれませんね。





欧州カローラ

 日本では、カローラ・フィールダーが登場するまで、長年「カロゴン」が頑張ってましたね。
 一方、ヨーロッパのカローラには、しっかり型落ちでないワゴンボディが存在してました。 でも、何のことはない、日本ではスプリンター・カリブとして売られているものが、それなんです。





ヤリス/エコー

 お馴染みヴィッツ3兄弟ですね。欧州はハッチバック系で、アメリカはセダンボディと、 それぞれのお国柄に応じた仕様のボディを専用に販売してるわけです。
 ヨーロッパのファンカーゴはヤリスの一種、ワゴン版という位置づけが名前からもよくわかりますね。
 ちなみにオーストラリアでは、ヴィッツが「Echo」の名前で売られています。





ランクル

 ランクル70・80ってのがあって、次は100に飛んじゃったと思ったら、 プラドが90系だったわけですね。
 90/100はドイツでの表記で、アマゾン・コロラドは、イギリスでの呼称です。 ランクル・アマゾン…なんかかっこいいですな。





RAV4

 3代目になって、初代の軽快なイメージはどこへやら、かなり肥大化してしまった感のあるRAV4。
 もともと日米欧で売っているグローバルモデルなのですが、アメリカの3代目RAV4は、日欧のそれよりも全長を伸ばした、3列シートのロングボディ版となりました。そのRAV4ロングの日本版がヴァンガードです。さすがに名前だけではなく、顔も本家RAV4とは変えてきましたが。






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